411【大鵬】 出典・荘子・遊逍遥
《 意味 》

 おおとり。想像上の大鳥の意
 
《 訳文 》

 北の海に魚がいて、その名を鯤という。鯤の大きさは幾千里あるかわからないほどである。変化して鳥になる。その名を鵬という。鵬の背丈は幾千里あるかわからないほどである

《 原文 》

 北冥有魚、其名為鯤。鯤之大、不知其幾千里也。化而為鳥。其名為鵬。鵬之背、不知其幾千里也

 北冥に魚有り、その名を鯤と為す。鯤の大なる、その幾千里なるを知らず。化して鳥と為る。その名を鵬と為す。鵬の背、その幾千里なるをしらず
《一言多い解説》

 釣り逃がした魚はそれよりも大きい