402【大寒にきゆう)もと)む】 出典・揚子法言・寡見かけん)
《 意味 》

 事が起こってから慌てて騒ぎ立てる、あるいは事が起こってから準備しても間に合わないことのたとえ。「大寒」は、二十四気の一、寒さの厳しい季節。「裘」は、毛皮の衣服。「索」は、求めること。寒さが厳しくなってから毛皮の衣服を捜し求めるということ

 
《 訳文 》

 大寒になってから毛皮を手に入れようとする。ああ、なんて遅すぎることよ

《 原文 》

 大寒而後索居衣裘、不亦晩乎

 大寒になってから毛皮を毛手に入れようとする。ああ、なんて遅すぎることよ

《一言多い解説》

 緊急は予想の外からやってくる