90:【温故知新】 出典:論語・為政
《 意味 》
昔のことを調査、研究し、或いはすでに学んだことを復習し、そこからさらに新しい知識や道理を発見、修得すること。「温」は、「
温
(
たず
)
ねて」「
温
(
あたた
)
めて」とも訓ずる。
《 訳文 》
孔子が言われた。「先人の学問、過去の事柄を研究し、現実にふさわしい意義が発見できるようであれば、人の師となることができよう」
《 原文 》
子曰、温故而知知、可以為師矣
子曰く、
故
(
ふる
)
きを温ねて新しきを知らば、以て師となすべし、と。
《 一言多い解説 》
こうして学問は深くなっていく