89:【恩恭】 出典:
)
論語・舜典
《 意味 》
おだやかで慎み深いことをいう。
《 訳文 》
(中国古代の聖王、
尭
(
ぎょう
)
から)帝位を受け継いだ
舜
(
しゅん
)
の人柄は、まことに帝王としてふさわしく、学問・教養にすぐれ、態度・気持ちはもの静かでひかえめであり、知育・徳育ともに欠けるところがなかった。
《 原文 》
曰若稽古帝舜、曰、重華、協于帝。稽哲文明、恩恭允塞
曰若
(
ここ
)
に古の帝舜を
稽
(
かんが
)
うるに、曰、
重華
(
ちょうか
)
、帝に
協
(
かな
)
う。
稽哲
(
しゅんてつ
)
文明、
恩恭允塞
(
おんぎょういんそく
)
たり。
《 一言多い解説 》
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