64:【英雄人を欺く】 出典:李攀竜・選唐詩・序 |
《 意味 》
英雄は才知に長けているので、簡単に凡人の目をくらますことができるということ。
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《 訳文 》
李白の詩は自由奔放であるが、ともすれば、強い弓矢が行き着く先では全くその勢いを無くしてしまうように、奔放さが過ぎてむだな語句が混じってることがある。これは英雄がその才知を用いて凡人の目をくらましているようなものにすぎない。
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《 原文 》
太白縦横、往往彊弩之末、間雑長語。英雄欺人耳
太白の縦横は、往往彊弩の末、間長語を雑う。英雄人を欺くのみ
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◎ 一言多い解説
話の最初からほら噺ということもある。
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