63:【影響】 出典:詩経・大禹謨 |
《 意味 》
相互に関係を及ぼすことのたとえ。影が形に従い、響きが声に応じて出るということ。
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《 訳文 》
(舜帝に)禹が申し上げた。「道理にかなった政治を行えば吉となり、道理に逆らった政治を行えば凶となります。それは影が形に付き従い、響きが声に応じて出てくるように自然なものです。」
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《 原文 》
禹曰、恵迪吉、従逆凶。惟影響
禹曰く、迪に恵えば吉にして、逆に従えば凶なり。惟れ影と響きのごとし。
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◎ 一言多い解説
では、道理にかなう政治とはいかなる政治か? と、舜帝は悩んだ。
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