48:【魚は江湖に相忘る】 出典:荘子・大宗師 |
《 意味 》
俗事に煩わされることがなく、自然の境地に身を置くことのたとえ。
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《 訳文 》
魚は大河や湖の豊かな水中にあればお互いの存在を忘れて悠々と生きていける。同様に、人も道を学んでその奥義に達すれば、他人のことなどに煩わされることもなく、安んじていられるのだ。
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《 原文 》
魚相忘乎江湖、人相忘乎道術
魚は江湖に相忘れ、人は道術に相忘る、と
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◎ 一言多い解説
行き交う人の渦の中で、様々な関りに煩わされずに、自己を貫き通す生き方を叶える至福感が最上の生き方である
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