44:【意味深長】 出典: 朱熹・論語序説 |
《 意味 》
人の行動や文章などの内容やおもむきが奥深いこと。また、表面上の意味のほかに、別の意味が隠されていること。
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《 訳文 》
程頣(=北宋の大学者)が言った。「わたしは十七、八歳のころより『論語』を学び、当時すでに文章を理解していたが、さらに追及し続けてますますその意味や味わいの深さがわかるようになった。」
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《 原文 》
程子曰、頣自十七八読論語、当時已暁文義。読之愈久、但覚意味深長
程子曰、頣十七、八より論語を読みて、当時 已に文義を 暁る。これを読むこと 愈久しくして、但意味の深長なるを覚ゆ
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◎ 一言多い解説
この四字熟語は、「意味深」と三字熟語にして、相手の言う言葉を 揶揄したり皮肉を込めて使われている。
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