374【千秋楽】 出典・宏宣詩・早秋降誕日献寿二首・其二 |
《 意味 》
物ごとの最後。また、芝居・相撲などの興行の最終日をいう。もとは、唐の玄宗皇帝の誕生日てある「千秋節」に演奏した楽曲の名。わが国では、昔、寺院で法会のときに奏した雅楽の最後にこの曲を演奏する習慣があったことから、ものごとの最後をいうようになった
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《 訳文 》
(皇帝の生誕の日に、国を挙げてその偉業をたたえ、永遠の寿を祝っている。その日にわたしは皇帝に謁見を許され、皇帝に)千秋楽の音楽が献上されるのを見た。その千秋楽の演奏は延々と尽きることなく続いている。
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《 原文 》
看献千秋楽、千秋楽未央
千秋楽を献ずるを看る、千秋楽未だ央きず
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《一言多い解説》
庶民の打ち上げや商いでは、三々七拍子で〆る
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