373【千載一遇】 出典・袁宏えんこう)・三国名臣序賛
《 意味 》

 極めてまれな良い機会のたとえ。「千載」は、千年のことで長い年月をいう。千年に一度あるかないかの出会いのこと。

《 訳文 》

 (ほんとうに良いめぐり会いはめったにない。孟子や賈誼かぎ)は才能が有りながら名君にめぐり合えなかった。だから)、千年に一度でも、賢者や知者にめぐり合えたならそれは幸せな出会いである。(そのような人に会えたなら最上の喜びだし、会えない場合は悲嘆にくれるのである)

 
《 原文 》

 千載一遇、賢智之嘉会

 千載の一遇は、賢智の嘉会なり

《一言多い解説》

 すれ違いならいくらでもある