366【雪月風化】 出典・蘇軾詩・雪後到乾明寺・遂宿 |
《 意味 》
自然の景色の美しいたとえ。また、詩を吟ずることや男女間の愛情のたとえにも言う。「風化」は、風に散る花。原文では、雪になぞられている。「雪月」は、原文では「雲月」となっており、雲のかかった月である。「雪月」ならば、雪の夜に皎皎と輝く月のこと
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《 訳文 》
誤って花が風に舞ったかのように月が長春苑に降り、雲のかかった月明りはいつまでも雪明かりで不夜城のように成った境内にさし込んでいる
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《 原文 》
風花誤入長春苑、雲月長臨不夜城
風花誤って入いる長春苑、雲月長に臨む不夜城
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《一言多い解説》
女の美貌に現を抜かしている暇もない、てなことは無いか
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