359【青天白日】 出典・韓愈かんゆ)・与崔群書
《 意味 》

 身の潔白のたとえ。「青天」は、よく晴れた空。「晴天」とも記す。「白日」は、日光。「晴天白日」は、晴れわたった青空に輝く太陽のこと。また、日本では疑いが晴れたときの形容にも用いる。
 
《 訳文 》

 鳳皇ほうおう)(めでたい神鳥)・霊芝れいし)(香草の一種、さいわい茸)は賢者・愚者に関係なくめでたいしるしとみなすし、澄みきった空、輝く太陽は下男、下女でもそれが清らかで汚れのないことを知っている
 
《 原文 》

 鳳皇芝草、賢愚皆以為美瑞、青天白日、奴隷亦知其清明

 鳳皇芝草しそう)は、賢愚皆以て美瑞びずい)と為し、青天白日は、奴隷も亦たその清明を知る

《一言多い解説》

 青い空、輝く太陽を毎日仰ごう