335【薪水の労】 出典・蕭統・陶淵明伝 |
《 意味 》
毎日の炊事。また、広く日常の雑事をいう。「薪水」は、たきぎと水の意だが、ここでは、たきぎを拾い水をくむこと。日本では、骨身を惜しまないことをいう
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《 訳文 》
(陶淵明は)一人の下働きの者を自分の息子のもとに送り、以下のように書き送った。「おまえが一人で朝夕の食事の支度をするのも大変だろう。ここにこの下働きの者をお前のもとに遣わして、おまえが薪を取ったり水をくんだりする仕事を助けさせよう」
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《 原文 》
送一力給其子、書曰、汝旦夕費、自給為難。今遣此力助汝薪水之労
一力を送りてその子に給し、書して曰く、汝旦夕の費、自給難きと為す。今この力を遣わし、汝が薪水の労を助けしむ
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《一言多い解説》
言葉の意味は判ったが、甘やかしていない?
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