333【人口に膾炙す】 出典・宣和書譜・韓偓 |
《 意味 》
多くの人の口に上がり、もてはやされる。人々に広く知れわたること。「膾」は、細かく切った生の肉で、なます。「炙」は、あぶった肉。共に人が好んで口にするものであることによる。
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《 訳文 》
(晩唐の詩人韓偓は)多くの詩歌を書き、その中の華やかで美しく、人々の意にかなう数百編の詩は、しばしば人の口にあがる
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《 原文 》
所著歌詞頗多、其間綺麗得意者数百篇、往往膾炙人口
著す所の歌詞頗る多く、その間綺麗得意の者数百篇、往々にして人口に膾炙す
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《一言多い解説》
つまり、詩人・韓偓の著した詩に拠る食レポである
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