332【真金は
鍍
(
と
)
せず】 出典・
漢書・
李紳
(
りしん
)
詩・答章孝標
《 意味 》
真に才能のある者は、飾り立てる必要はない。「真金」は、純金の意。「鍍」は、めっきをすること。
《 訳文 》
真の才能を持たない者は、金属にめっきをするようにうわべを飾るが、もし、真に才能のある者であれば、純金にはめっきをしないように何も飾り立てる必要などない。
《 原文 》
仮金只用真金鍍、若是真金不鍍金
仮金
(
かきん
)
只真金を
用
(
もつ
)
て鍍すのみ、
若
(
も
)
し是れ真金なれば金を鍍せず
《一言多い解説》
政治家は更に、言葉を飾り立てる
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