296【師表】 出典・史記・太史公自序
《 意味 》

 模範。手本。また、世の中の手本となる立派な人。人の師となるに足る人物のこと。「表」は日時計。日影によって時間を計る、石や木の柱
 
《 訳文 》

 国家に賢い宰相と立派な将軍が居るのは、それは人民の手本となる。(そこでわたし司馬遷しばせん)は、漢が興って以来の将・相・名臣の年表をあらわし、賢者についてはその治績を記し、不賢者についてはそのことを明らかにした)

 
《 原文 》

 国有賢相良将、民之師表也

 国に賢相・良将有るは、民の師表なり

《一言多い解説》

 お付き合いなさったんだろうか