286【私淑】 出典・孟子・離婁 |
《 意味 》
実際に会うことが不可能な人をひそかに尊敬し、陰ながらその人の学問を身に着け精進すること。「私」は、ひそかに、個人的に。「淑」は、よくする、修養するの意
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《 訳文 》
孟子が言った。「(立派な人の名声も、つまらない人の財産もほぼ五代目で絶えてしまう)。わたしは直接孔子の門下生になることはできなかったが、孔子の遺産である立派な人徳の教えはまだ残っていて、それを聞いてひそかに自分の身を修めて善行を施すことができるのである」
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《 原文 》
孟子曰、・・・ 予未得為孔子徒也、予私淑諸人也
孟子曰く、予未だ孔子の徒為るを得ざるなり、予私かに諸れを人に淑くするなり、と
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《一言多い解説》
学費はほぼただなのだから、大いに活用すべし
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