265【座して以て旦を待つ】 出典・孟子・離婁りろう)
《 意味 》

 待ち望むこと。眠らずに明け方になるのを待ちこがれること。「旦」は夜明け。
 
《 訳文 》

 (周公は、兎・とう)・文・武の四聖王の道を集大成して国を治めようと思い、夜を日に継いで考えた。そして)、運よくその方法を考え出すと、明朝さっそく実行しようと思い、眠りにつかず座ったままで夜明けを待った

《 原文 》

 幸而得之、坐以待旦

 幸いにしてこれを得れば、座して以て旦を待つ

 
《一言多い解説》

 朝令暮改にならないように