243【志は満たすべからず】 出典・礼記らいき)曲礼きょくらい)
《 意味 》

 望みは完全にかなえさしてはいけない。なにもかもおもいどおりになることはかえって良くない
 
《 訳文 》

 心のおごりは増長させてはならず、欲はほしいままにしてはならず、望みはすべてをかなえさせてはならず、楽しみは究極まで求めてはいけない

《 原文 》

 敖不可長、欲不可従、志不可満、楽不可極

 おご)りは長ずべからず、欲はほしいまま)にすべからず、志は満たすべからず、楽しみは極むべからず
 
《一言多い解説》

 物事は全て少なめ、小さめ、軽めが丁度身の丈に合っている