231【後塵を拝す】 出典・晋書・石崇伝
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《 意味 》
地位や権力のある者にこびへつらうこと。また、人に後れをとること。「後塵を拝す」とは、もともと、前に走って行った馬車が巻き起こした塵を拝むこと
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《 訳文 》
(時の実力者賈充の後妻)の広城君が外出する度に、石崇は車を降りて道の左側に立ち、走り去る車の残してゆく砂ぼこりに拝礼していた。(石崇の)卑しく人におもねる様子はこのようであった
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《 原文 》
広城君毎出、崇降車路左、望塵而拝。其卑佞如
広城君出ずる毎に、崇車路の左に降り、塵を望んで拝す。その卑佞 此くの如し |
《一言多い解説》
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