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224【紅顔の美少年】 出典・劉希夷りゅうきい)詩・代悲白頭翁
《 意味 》

 うら若き少年。死の世界に近づきつつある白頭翁と対で用いられて、時の推移の無常さの意を表すことも多い

 
《 訳文 》

 毎年、毎年咲く花の姿は同じだが、その花を見る人の姿は年ごとに変わっていくのだ。今が盛りの、うら若き少年たちは、死の世界に近づきつつある白髪の老人を哀れむことだろう

《 原文 》

 年年歳歳花相似、歳歳年年人不同。.寄言全盛紅顔子、応憐半死白頭翁

 年年歳歳花相似たるも、歳歳年年人同じからず。言を寄す全盛の紅顔子、まさ)に憐むべし半死の白頭翁、

《一言多い解説》

 少女の若さはもっと短い

 

   


   
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