222【光陰矢の如し】 出典・李益・游子吟 |
《 意味 》
時間の過ぎ去るのが早いこと。また、時の貴重なことをいう。「光陰」は、歳月・時間の意。「矢」は、「箭」とも書く。
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《 訳文 》
人生は当然栄えて盛んであるべきだ。(昔、周公旦が食事の間にも気を配って、優れた人物の現れるのを待っていたように)優れた人物の現れるのを待つのに飽きたなどと言ってはいけない。見たまえ、日々の早く過ぎゆくことを。まるで弓につがえられ放たれた矢の様ではないか
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《 原文 》
人生当栄盛、待士勿言倦、君看白日馳、何異弦上箭
人生当に栄盛すべし、士を待ちて倦めりと言う勿れ、君看よや白日の馳するを。何ぞ弦上の箭と異ならんや
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《類句》
少年老い易く学成り難し
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