220【賢を見てはひと)しからんことを思う】 出典・論語・里仁りじん)
《 意味 》

 優れた人物に出会い、自分も同じようになりたいものだと考えること。「賢」は、賢者、優れた人の意。「斉」は、等しいということ。
 
《 訳文 》

 孔子が言われた。。「優れた人物に出会ったら、自分もそのようになりたいと考え、つまらない人物に出会ったら、自分はどうであろうかと反省しなさい」

《 原文 》

 子曰、見賢思斉焉、見不賢而内而省也

 子曰、賢を見ては斉しかんことを思い、不賢を見ては、内に自ら省みるなり、と。

《一言多い解説》

 まずは、反面教師の観察から始めよう