219【言を食む】 出典・春秋差氏伝・哀公二十五年 |
《 意味 》
前言を翻すこと。嘘をつくこと。一度発言をしたことを、再度口に戻すという意味。
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《 訳文 》
(越から帰った哀公は宴を設けたが、その席上で、出迎えた孟武伯と季康子が、公のお供をした郭重を「太った」と言ってからかった。)そこへ哀公が口を出して、「重ときたら、(一度口にしたことを何度もまた口に入れ、)言葉を食ってばかりいるから当然だ」と言った。
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《 原文 》
公曰、是食言多矣。能無肥乎
公曰く、これ言を食むこと多し。能く肥ゆること無からんや、と。
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《一言多い解説》
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