204【鶏群の一鶴】 出典・晋書・嵆紹けいしょう)
《 意味 》

 多くの凡人の中で、ひときわ優れた人物のたとえ

 
《 訳文 》

 (ある者が王戎に告げて言った)「昨日、人ごみの中で初めて嵆紹という人物を見ましたが、他に抜きん出ており、まるで鶴が鶏の群れの中に混じっているかのようでした」

《 原文 》

 昨於稠人中始見嵆紹、昂昂然如野鶴之在鶏群

 昨、稠人ちゅうじん)中に於て初めて嵆紹を見しに、昂昂然として野鶴やかく)の鶏群に在るが如し

《一言多い解説》

 園児に囲まれた八村塁では、異次元の比較対象となる