16:【言う者罪無くして聞く者戒むるに足る】 出典: 詩経・大序
《 意味 》

 文や詩は、読む者がその意図を自分の糧とするような読み方をするべきだ
 
《 訳文 》

 詩文の作者はどんなことを書こうと責任は無く、聞く者のほうがその詩文の意味を、自分の問題として戒めとすればそれでよいのだ
 
《 原文 》

 言之者無罪、聞之者足以戒

 これを言う者罪無し、これを聞く者以て戒むるに足る
 
◎一言多い解説

  読むほうの言い分としては、難解な文章はご免だ