123【からす)反哺はんぽ)の孝あり】 出典:梁武帝りょうぶてい)考思賦こうしふ)
《 意味 》

 子が、親の養育の恩に報いることのたとえ。「反哺」とは、烏の子は成長すると、親の口に食物を運んで食べさせることをいう。

 
《 訳文 》

 慈しみの深い烏は、養育の恩に報いて親に餌を口移しで与える。(まして人は、なおさら親の恩にむくいなければならない)

《 原文 》

 慈烏反哺以報親

 慈烏反哺して以て親に報ゆ

《一言多い解説 》

 カラスの勝手でしょ、を唄っていた子供たちは今、どうしているか?