9:【雨垂れ石を穿つ】 漢書・枚乗 |
《 意味 》
わずかな力でも根気良く繰り返し続ければ、いつかは成し遂げることができる |
《 原文 》
泰山之霤穿石、単極之断幹
泰山の霤
は石を穿
ち、単極の鶴瓶
は幹
を断つ
鶴瓶の原語は「糸」偏に「亢」
《 訳文 》
泰山の雨垂れは、(長い間同じ所に落ちると、)固い石に穴をあけ、井戸の釣瓶の縄も長い間井桁をこすっているうちに井桁をすり減らしてしまう
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◎一言多い解説
毎日のたゆまぬ努力は和になる。登山における一歩一歩も同じ。百里の道も一歩から、も同じ。同義のことわざは多いが、この雨垂れの成語が一番の長い時間を感じさせると思います
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