4:【足を万里の流れに濯う】 出典: 左思詩・詠史八首・其五 |
《 意味 》
ゆったりとして、俗事にとらわれないいことのたとえ
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《 原文 》
振千仞岡、濯足万里流
衣を
千仞の岡に振るい、足を万里の流れに
濯
わん
《 訳文 》
俗世間の汚れた心を振るい落とそうと、衣服を高い山の上で振るって塵を堕とし、長い大きな川で洗って、志を新たにしなければならない
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◎一言多い解説
日本語に、これまでの稼業(悪事)から抜け出すことを、「足を洗う」というが、中国故事から派生した、というよりやはり同じ発想から出てダブっているに過ぎないのだろう
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