3:【朝に輪を揉めて夕べに車に乗る】 出典: 菅子 七法
《 意味 》

 物事を行うのに急ぎ過ぎる事   
 
《 原文 》

 不明於化、而欲変俗易教、猶朝揉輪、而夕欲乗車

 化に明らかならずして、俗を変え教えを )えんと欲するは )お朝に輪を )めて、夕に車に乗らんと欲するがごとし

《 訳文 》

 不明於化、而欲変俗易教 → 社会や時代の変化を理解しないで、風俗や教えを変えていこうとすること
 揉めて = 木を曲げ、たわめて輪にして車輪を作る
 
◎一言多い解説

 この故事の指摘する事を、一人のひねくれ者がしたところで、世に受け容れることは無いが、人の上に立つ者がやると、碌なことにならない。という事は、この先の日本はヤバイ