2:【青は藍より出でて藍より青し】 出典: 荀子・勧学
《 意味 》

 弟子が師を越える事の例え。本来の意味は、学問は中断しなければ、優れた成果を上げるということ
 
《 原文 》

 君子曰、学不可以巳。青取之於藍、而青於藍。冰水為之、而寒而水  (冰 = 氷)

《 訳文 》

 君子曰く、学は以て已むべからず。青はこれを藍より取りて、藍よりも青し。 こおり)は水これを為して、水より つめ)たし
 
◎一言多い解説

 昔、或る川柳大会に参加して、一位を獲ったのがこの故事をお手本にした句だった。お題が「勝れる」とかそんな言葉だった

  コロッケの藍より出でてなお青し  三 竿
 

 《類句》 : 出藍の誉  しゅつらんのほまれ