151【貴珠賤蚌より出ず】 出典:「抱朴子・外篇・博喩 |
《 意味 》
すぐれた人物は貧賤の中から出てくるというたとえ。「貴珠」は真珠。「蚌」は、どぶ貝。「賤蚌」は、値打ちのない貝と言うこと。
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《 訳文 》
高価な真珠も安価な貝の中で育ち、美しい宝もきたない粗玉を磨いてできあがる。(かくて、その両親が劣っているからといって舜のような立派な帝王を取るに足らぬとは言えないのである)
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《 原文 》
貴珠出乎賤蚌、美玉出乎醜璞
貴珠は賤蚌より出で、美玉は醜璞より出ず
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《 一言多い解説 》
一方、陸にあっては、「掃溜めに鶴」
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