文在寅 : 月自宴 ボルトン : 凝豚 金日恩 : 金朝君 習金平 : 習金平糖 プーチン : 露陳

 盗卵賦大統領と金朝君のハノイ対談の顛末のお噺でございます

(バン)

 2019年2月27日と28日に第二回米朝首脳会談が世界の期待を背景に越南・ハノイで行われました。双方とも、この会談で成果を上げる事は、悲願でありましたからね、金朝君は平壌駅から列車に乗り込む時などは、赤じゅうたんを敷かせ要人に見送りまでさせて出発していました。

 ♪ 勝ってくるぞと勇ましくう 誓って国を出たからにゃ
   手柄たてずに帰りょうか

 てな乗りで向かったのであります
 
 盗卵賦大統領の方はと申しますと、ノーベル賞が鼻先にちらついている、尻に露西亜疑惑の火の手が掛かっている立場でもあります。何としてでも国内はおろか世界に向けて、偉大なる亜米利加大統領だとの賞賛を得て乗り切りたいところ、お互いに出発した地点から、心はハノイ、ハノ良い良いと胸を膨らませたのであります

  (ババンバンバン)

 やあ、金朝君、また一段と丸い顔になったじゃないか
 そういう大統領こそ、蛸が茹で上がった様な元気そうなお顔で
 まあまあそれは置いといて、良いお土産を頂けるんじゃないかと期待しているよ
 在りますよ。まだ国に置いてあるので持ってきてないないのですが、宜しかったら10 発でも20発でもミサイルに積んで ワシントンに送りましょうか?

 のっけからこんな物騒な応酬でスタートした、なんていうのが在ったら、これはフェーク・ニュース。米朝対立構造を願う安倍麻呂がヒョッとして思い描いた淡き夢でありましょう

 さて、こうして、第二ラウンド開始。チーン

 凝豚君、君から何か言いたい事があるかい

 ハッ、閣下。金朝君はなんだか、私の事、恐れて居る様です。バーと強気で押しましょう

 そうかね、じゃあさっき彼と二人きりで話していた時、俺、「制裁解除を先に出しても良いよ」と口が滑って言っちまったんだ、君の口から、「大統領が言っても私と国際世論が許しません」くらいのことを言ってそれは無かった事にして呉れよ

 アチャー、相変わらず調子もんですなあ

 スマン

 この時一陣の風ハノイの街に吹き下ろし、月にむら雲花に風、異様な地鳴り襲い来て会談場に居る者すべてに天の声下る  (バン)

 皆の者、よく聴け。中止じゃ、この会談は中止じゃ

 何だいあの声は。露陳でもなさそうだし習金平糖の声でもなさそうだし、あっ、もしかしたら、あの声は月自宴か?

 はて、月自宴が出てくるとは面妖な。断っておくが今、国際社会でメキメキと頭角を現している政治家と言えば、意外や月自宴が凄いんです。このところ日本を標的に言いがかりを付けまくって騒いでいる男、韓国大統領こと月自宴その人が割って入って来た。

 そうです、38度線で北に向かってがなり立てていた巨大スピーカーを秘かにハノイに運び、会議会場近くのビルの屋上に設置して、ここぞと言う時に割り込んできたのだった

  (バン)
 今回の交渉決裂の真相は、月自宴の横やりだった。講談師見てきたように嘘を言い。おあとが宜しいようで ・・・ この場にも安倍麻呂はお呼びでなかった。