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『とっぱち飯』

 材料の写真を紹介します。下の写真の通りです。

左上:材料@
 12時の位置にたけのこ。時計回りで、戻した乾燥椎茸。人参。先日汐留シオサイトのイベント会場で買ってきた、広島県三原市名産の「多幸」(タコの乾物)。このタコは酒で浸した後そのまま蒸気蒸ししてやわらかくする。 これらを全て4〜5cmに千切りする。

その右:材料A
 ヤリ烏賊胴体部分を使用。中の内容物は取り除く。皮は剥きません。その写真下にあるグラスは意味なかった。

下:写真B
 もち米7対普通米3混合の米を研いだあと、水に4時間ほど浸しておいた。その後、水を切って、鍋で4〜5分炒める。米の比率は好き勝手なもの。それから自然に体温ほどに冷ましてから、写真@の材料を混ぜる。上の写真はその状態で撮影した。

BをA烏賊の胴体に詰める。後で膨らむから、腹八分に抑えること
  
 そこからはもう普通に言う『イカ飯』と同じ。底の広い鍋に、Bで作った烏賊を置き、ひたひたに煮汁を注ぎ、落し蓋を載せて40分間チョロ火で煮る(下の写真左)。途中2〜3回寝返りをうたせる。
煮汁: 出し汁・酒・味醂・醤油・タコの干物を酒蒸ししたときに出た汁・干し椎茸の戻し汁。チョット薄めに作っておいた。それでも烏賊の身の味が勝って、たこは幾分しずかごぜん(静御膳)だった。
 上右の写真で左の器にあるのが『とっぱち飯』です。berander の命名による物です。烏賊の足10本とたこの足8本をたして、18、それを『とっぱち』と威勢良く呼んだのです。
右の器に大根を茹でて(つまりふろふき大根)味噌ダレを載せた。西京味噌と八丁味噌のブレンド。旨かった。ではさようなら。  ホーム

 と思ったらおまけがあります。実は米は二合用意して、烏賊に詰めたのは半分くらい。残りを冷蔵庫にしまって置き朝、薄味を加えて炊飯器で炊きました。それが下の写真です。いよいよたこ飯の完成です。もち米の水の含み資産が判らず、いくらかおかゆ気味に出来上がりました。でもいいんです、『京の朝粥、朝(あした)のたこ飯』